中国でのお仕事

またまた貴重な体験を。

10月13日から21日まで色彩学講師として中国へ行って来ました。

オーラソーマティーチャー野坂瑛子先生のご紹介です。

ご存知の方も多いと思いますが、ここ数年中国でも色彩力の向上は重要課題で、

その必要性から色彩検定が開催されております。

 

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色彩検定だけではなく、色彩に関わる仕事の技術アドバイスに野坂瑛子先生が

活躍されております。

色彩検定は中国流行色協会が主体ですが、発足当初より野坂瑛子先生の他、関根裕恵先生が検定図書や検定対策講座の内容を考え、技術提案をしてきました。

私が訪れた義烏(イーウー)という都市は上海から内陸に入った田舎町なのですが、

日本の田舎町とは訳が違い、賑やかで活気のあるところです。

布地などを扱っていらっしゃる方はご存知かもしれませんが、昔から布地の問屋さんが多く

有名な町なのだそうです。

その義烏はここ5年で発展を遂げ、今や布地に限らず中国全土の製品が一手に集まる巨大問屋街として有名になりました。ここから世界に製品が送られているそうです。

正直今まで中国に対して苦手意識がありましたので、まさか私が中国へ行くことになるとは全く予想していませんでした。でも行ってみるのと聞くのとはやはり大違いですね。

確かに、様々に文化の違いはありショッキングなこともありました。

ですが、今ではそこでお世話になった通訳の劉芳(りゅうふぁん)や親切な生徒さんたちの顔が思い浮かび、「苦手な国」が「優しい笑顔のある国」に変わりました。

私の好きな「星の王子様」の一説に、

「今まで当たり前に見ていた麦の穂の金色が、

君に出会ったことで特別な意味を持つようになるんだ。」

というのがあります。

自分の星に帰る王子様との別れを惜しんで、キツネが王子様に告げた言葉ですね。

経験がなければ感動もなく、心の豊かさも生まれません。

今まで「中国」という言葉を耳にしても、ただ右から左へと通り過ぎていましたが、

これからは違います。親切にしてくださった皆さんの笑顔が浮かび、心に留まります。

また一つ貴重な経験ができ、心が豊かになりました。

野坂先生ありがとうございました。

 

 

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